夏休みの思い出

結城メルマガ Vol.072 より

Posted by Hiroshi Yuki on August 13, 2013

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夏休み

夏休みに入ってありがたいことに生徒さん・学生さんが『数学ガールの秘密ノート』を たくさん読んでくださっているようです。メールでご感想をいただいたり、 Twitterで感想ツイートを見かけたりしています。感謝なことです。 読者さんの生の声を聞くことができるというのはとてもありがたい時代になったなあと思います。

読者さんからの声

結城が最初の本を書いたのは1993年ですが、 その頃は書籍に「ハガキ」がはさまれていました。 読者さんは著者や出版社へ「ハガキ」を使って感想を送っていたのです。

ハガキに書かれた感想をまとめてコピーした紙が、 ときどき編集部から送られてきます。 結城はそれを読むのが楽しみで楽しみで……。 現代のTwitterのように感想がリアルタイムで読めるわけではないのですが、 読者さんからのフィードバックはたいへん貴重なものでした。 当時の紙は現在でも本棚に大事にしまっています。

現在は編集部からハガキのコピーが送られてくることはありません。 ただ、「数学ガール」シリーズの読者さんから封書のお手紙を転送してもらうことがあります。 読者さんが書いた論文だったり、長めの感想文だったりと、形式や内容はいろいろですが、 ともかく編集部に届いた読者さんの作品が転送されてくるのです。 それを読みながら、読者さんからの反応をいただけるというのは ありがたいことだとつくづく思います。

夏休みの思い出

結城のようにフリーで仕事をしていると、つい夏休みを取るのを忘れてしまいます。 基本、文章を書いている(仕事をしている)のが大好きなので、 意識的に別のことをしようと思わないとずっと日常生活を続けてしまうのです。 家族からブーイングが出ます。

夏休みというと最初に思い出すのは高校三年生の夏休み。 何をやっていたかというと勉強です。毎朝母親にお弁当を作ってもらい、 自転車で図書館に出かけ、午前中勉強して、お弁当食べて、午後勉強して帰ってくる。 そういう毎日でした。

勉強三昧の夏休みでしたが、私はとても楽しかったのを覚えています。 問題集のページを日数で割り算して、何日に何番と何番の問題を解くかという予定表を作り、 実行したら蛍光ペンで染めていく。それが楽しかった。

何より好きだったのは、毎日が規則正しく過ぎていったことです。 やるべきことがあって、淡々とそれをこなす毎日。 いま思っても、それは充実した夏休みでした。

「数学ガール」シリーズに出てくるような美少女数学ガールがそばにいれば もっと楽しかったかもしれませんが、 それはそれで勉強どころじゃなかったでしょうね。

とここまで書いて気づきました。 私はいまも同じようなことやってますね。 毎日毎日規則正しく書き物をする。 やるべきことがあって、淡々とそれをこなす毎日。

まったく同じじゃん!

……こほん。

夏休みというと、あなたは何を思い出しますか?

(初出:結城メルマガ Vol.072